地震災害の心配なく、安心して生活できる家に住むことは、万人の願いといえるのではないでしょうか?LIXILは、すべての人に、地震に負けない住宅を提供することが使命であると考え、耐震性能最高等級である「耐震等級3」相当の設計と、計2回の現場検査を行う「瑕疵担保責任保険」を組み合わせた「スーパーストロング構造体バリュー」を開発。確かな品質の証として、万が一、地震で家が全壊した場合、建替え費用の一部を負担する、耐震補償付き住宅を実現しました。建てる前も、建てる時も、建てた後も、そして万が一の場合でも、大切なご家族や財産を守ることができる、真の安心をお約束します。
一般的に最も多く利用されている壁量計算法で耐震等級1と耐震等級3を比較しました。
警察署や消防署の耐震性と同等レベルなのが「耐震等級3」。
耐震等級3では、壁や床など5つのポイントで強くします。
耐震性を高めるためには、筋かい等の耐力壁の量の確保が最も大切です。耐震等級1と耐震等級3では必要となる耐力壁の量が大きく違います。耐震等級1の場合、各階の床面積に耐震等級1で決められた係数を乗じて、地震に対して必要となる耐力壁量が決定します。
耐震等級3(一般地域)の場合、耐震等級1の壁量係数よりも割り増した係数を採用し、面積比率も考慮した上で地震に対して必要となる耐力壁量が決定します。
※多雪区域の場合は、積雪量に応じた壁量係数で計算します。
耐震設計上、床や屋根の強さは壁を強くするのと同様に重要です。たとえば吹き抜けを設けた場合で、床に必要な強さが足りていない時は、地震の際に床が大きく変形する可能性があります。
耐震等級1の場合、床に必要な強度を計算して求める基準がありません。
耐震等級3の場合、床に必要な強度を計算して求め、火打ちの量や釘の本数を増やし、床を補強します。
壁、床、屋根の強さを発揮するためには、これらが取り付く柱、梁の接合部を金物で補強することが大切です。
耐震等級1の場合、梁に取り付く床や屋根の強さに関わらず一律、短ざく金物又は羽子板ボルト等を取り付けます。
耐震等級3の場合、床や屋根の強さに応じて床、屋根の外周部の梁の接合部の必要強度を算出した上で接合部の金物を決定します。
基礎は、建物にかかる力を地面に伝える重要な部位です。上にのる軸組みがしっかりしていても基礎が脆弱な建物は壊れてしまいます。
耐震等級1の場合、梁に取り付く床や屋根の強さに関わらず一律、短ざく金物又は羽子板ボルト等を取り付けます。
耐震等級3の場合、床や屋根の強さに応じて床、屋根の外周部の梁の接合部の必要強度を算出した上で接合部の金物を決定します。
梁には、人やたくさんの家具、さらには屋根に降り積もる雪や太陽光パネルなどの荷重がかかるため、必要な強さの梁の大きさが求められます。
耐震等級1の場合、梁の大きさについては具体的な規定がありません。
耐震等級3の場合、梁1本ごとにかかる荷重(人、家具、積雪、建物自重など)を考慮した計算で梁の大きさを決定します。
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